早々に有名アパレルブランドも参入し、なかでもナイキがアバターに着用できるスニーカーを発表するなど話題になったメタバース。
現在もその市場は拡大を続けています。
2023年、日本初メタバースを手掛ける会社が設立され、今後日本国内でもさらなる盛り上がりが期待されます。
本記事では、メタバース市場の現在と今後の国内での展望を解説します。
メタバース市場の現在
メタバースはコロナ禍を経てオフィスや学校の授業の場、コンサート会場としても広く普及しました。
メタバース市場の規模は拡大を続けています。
例えば、オンラインゲーム「Fortnite」では、アバター用のスキンと呼ばれるコスチュームが人気を博しており、2019年にはスキン関連の売上が42億2,100万ドル(約5,600億円)に達したことが明らかにされました。この売上規模は現実世界のアパレルに匹敵すると言われています。
大阪特化型メタバース?今後のスタンダード「デジタルツイン」とは
2023年9月、日本初となるUEFNによる大阪特化型メタバースを手掛ける「株式会社Meta Osaka」が設立されました。
UEFN(Unreal Editor for Fortnite)とは、開発したゲームや体験をFortnite内に公開できる拡張性の高いアプリケーションのことです。
このアプリケーションを使うことで、作成したオリジナルのゲームステージや、オリジナルの建物、キャラクターを世界中のプレイヤーに公開できます。
株式会社Meta Osakaはデジタルツインイベントの企画・運営、コンサルティング業務を筆頭に、UEFNのメタバースワールド受託制作にて、大阪エリアの魅力を世界へ発信することを目指しています。
デジタルツインとは
デジタルツインとは「IoTなどで集めた現実の空間にある情報をAIが分析し、リアルタイムで現実の空間を仮想空間に再現する技術」のことです。
この技術はすでにさまざまな場面に活用されています。製造業では、製品の製造工程を仮想空間で再現し業務効率化やコスト削減を実現しています。建設業では、地形を3Dデータ化し完成地形データを重ね合わせ、施工計画の効率化や大型作業車の走行ルートの最適化を図っています。
そのほか、実在する都市の景観を再現し、「アバターを通した街歩き体験」や都市計画、災害対策などの取り組みにも活用されています。
国内でリアルとバーチャルを活用したイベントが増加しそう
メタバースはゲームユーザーやクリエイターのみならず、仕事や教育、行政まで広く普及し、今後も国内の多くの消費者・企業が流入することが見込まれます。
また、メタバースの市場規模拡大にともなって、リアルとバーチャルを繋ぐデジタルツインの市場も伸長することでしょう。
リアルとバーチャルを活用したイベントがスタンダードになる時代も近そうです。
投稿者プロフィール
- イベント告知、耳寄り情報など、ふぉろかるライターからのイチオシ情報をおしらせします
- コラム2023年11月30日北海道北見市のおすすめ観光スポット5選
- コラム2023年11月30日北海道北見市のおすすめローカルグルメ9選
- コラム2023年11月6日ふるさと納税返礼品にNFTアート!?国内の活用事例を紹介
- コラム2023年11月6日廃棄米をアップサイクル!サステナブルなストロー「RICE STRAW」
・ホームページ作成……お客様のご予算とご要望に応えます
・SNS運用……facebookやTwitter等
・ブログの作成・運用……代筆いたします