コミュニケーション、とれてますか?意外と難しい”傾聴”の大切さ

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人と話すときについつい喋りすぎてしまうことはありませんか?打ち合わせや商談の場面で、「もっと相手の話を聞きたかったのに、気が付けば自分の話に夢中になってしまっていた」といった失敗は、だれしも一度はしたことがあるでしょう。

「優秀な営業は相手の話をよく聞く」といった話もあるほど、ビジネスにおいて「傾聴」は大切なスキルです。傾聴を身につけることは他者との人間関係を深める手助けとなります。相手の話をじっくりと聞けるようになれば、ビジネスだけでなくプライベートでの人つきあいもより円滑になっていくでしょう。

今回は、今日から始めることのできる傾聴の身につけ方と考え方をご紹介します。

なぜしゃべりすぎてしまうの?

傾聴とは自分の話や意見をいったん保留して、相手の話に肯定的な姿勢でしっかりと耳をかたむける行動です。相手の話が終わるまで自分の発言をグッとこらえるスキルともいえるでしょう。相手の話を聞く前に自分の話をしすぎてしまうという場合、「自分が思いついたことや知っていることをすべて相手に伝えたい」という気持ちが先行してしまっていると考えられます。

メリハリのない話を続けていると、聞き手側の集中力が落ち、「話を聞こう」という意欲までも削いでしまうかもしれません。相手の集中力が落ちてしまうと、話を真剣に聴いてもらえなくなるだけでなく、印象がわるくなってしまう恐れがあるのです。そうならないためにも、特に重要なトピックを厳選して伝えることを意識しましょう。

【わかりやすく〈伝える〉技術】

「アレもコレも!」ではなく、要点をおさえて伝えるトレーニングは、コミュニケーションスキルの向上にとても効果的です。簡潔に伝える技術を学べるこちらの本を参考にしてみてください。

説明不足も要注意!過不足のない会話を心がけよう

情報共有ができていないエピソードを語る、専門用語や固有名詞なども相手が知っている前提で話を一方的に続けるといったコミュニケーションは、聞き手を疲弊させてしまいます。相手と情報の共有がきちんとできているかを常に意識して、話をするように心がけてください。

伝わっているか判断する方法として、相手の表情の変化を注意深く観察することは効果があります。独りよがりにならず、相手への配慮を怠らないことが円滑なコミュニケーションへと繋がります。根気強く取り組んでみましょう

どうしてやめられない?一方的なやめる方法

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「とにかくしゃべりたい!」という衝動が抑えきれないときは、感情の昂ぶりを抑えることを強く意識してください。冷静でいることを心がけることで、喋りすぎてしまう回数を減らせるでしょう。マシンガンのように話をしてしまう方は、呼吸が浅い傾向にあります。違和感を与えない範囲内で深い腹式呼吸を繰り返しましょう。しゃべりたい気持ちを抑えるためにはとても効果的ですとき

また、一方的な話をやめられない方の中には、沈黙が不安で喋り続けねばならないという強迫観念を持っている方もいます。会話のない時間を作るのは難しいかもしれませんが、いったん傾聴に徹することで、相手が軽快にしゃべってくれることは珍しくありません。話を遮らず、相手が喋り終わるまでグッと我慢して待つことを心がけてください。

傾聴を意識するためには、沈黙に耐えられるようになるまで繰り返し練習する必要がありますが、気負うことなく取り組んでみましょう。しゃべりたい衝動が抑えられない方、沈黙が不安な方、どちらのタイプにも使える具体的なテクニックが2つあります。

・相手の話の先読みをせず話を素直に聞く

・相手の発言をそのまま頭の中で復唱し続ける

ぜひ一度試してみてください。

大切なのは傾聴。相手の気持ちに寄り添って。

多くの人は、自分の話をしっかりと聞いてくれる人に対し好印象を抱きます。相手の気持ちに寄り添って話を聞くことが大切です。傾聴を身につけることで、ビジネス、プライベートともに人との関係が充実していくでしょう。今回ご紹介した方法をぜひ日常生活の中で実践してみてください。

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投稿者プロフィール

shutoku
北九州に生息するライター。人の感情を揺さぶるネタを探して日々アンテナを張っています。実践心理学の米国認定資格を所持。モノやサービスを売り込む文章作成が得意です。

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