無料のデザイン制作アプリや格安印刷、コードを書かずに作れるホームページにSNSでの広告など、素人でも気軽に広告を作れるツールが提供されています。
しかし、いざ自分で作ってみると、思ったような広告にならないことも多々あります。もしかしたら、基本となるデザインの知識やルールを押さえられていないのかもしれません。
デザインに関する大切なポイントを知っておけば、今より洗練し、多くの人の目に留まる広告を作ることができるでしょう。ここでは、デザインを本業としていない人が、紙やwebのデザインをするうえで役立つ本を5冊紹介します。
1. 誰も教えてくれないデザインの基本
デザインに興味はあるけれど知識はまだない、という高校生でもわかるようにと書かれた入門書です。幅広いジャンルの書籍や、「dancyu」「山と渓谷」などの雑誌を中心に、デザインを行っている細山田デザイン会社が著しました。
文字、色、写真、印刷、イラスト、紙質など、基本的な知識をカバーしています。ゼロからデザインを学びたい人が、最初に手にとりたい一冊です。紙のデザインをメインとする内容ではありますが、web製作への応用も可能です。紙とwebの色の見え方の違いについても解説しています。
2. あるあるデザイン<言葉で覚えて誰でもできるレイアウトフレーズ集>
プロのデザイナーには、よく使う手法があります。その「あるあるな手法」を一言で表し、特徴を覚えてしまおうというのが本書のコンセプトです。「丸インパクト」「グリッドってかしこそう」「だいたいツートーンでいける」、これらのフレーズを形にしたら、どんなデザインになるのか気になりませんか?
フレーズごとの複数のデザイン例や、まったく同じ文字情報を45のフレーズで作り分けたデザイン例が載っています。パラパラとめくっているだけで、今すぐ使えるデザインアイデアを見つけることができるでしょう。
3. なるほどデザイン
デザインに関するものごとを、視覚で楽しめるように作られた本です。基礎知識から、概念、ルール、プロセスまで、デザインをするうえで重要なことが書かれています。イラストや図解をふんだんに使って解説しているため、直感的に理解しやすいことが特徴です。
プロ向けの本ですが、素人でもプレゼン資料や広告作りに役立てることができます。デザイナーが製作する際にどういったことを考えているのかもわかります。ワンランク上のデザインで魅力的な広告を作りたい人におすすめです。
4. やってはいけないデザイン
素人がおちいりやすいデザインの失敗とその改善例を、ビフォーアフターで紹介しています。
自分で作ったデザインのなかから、これだけはやってはいけないNGポイントを見つけてください。その部分を変えるだけで、雰囲気が変わります。初心者がチラシやポップを作るときに、手助けとなる事例集です。
5. ノンデザイナーズデザインブック
プロのデザイナーではないけれど、見栄えよく目的に合ったデザインを作りたい人向けの基本書です。アメリカでの1994年の初版から、4版まで重ねるロングセラーとなりました。翻訳本ではありますが、日本版では日本語デザイン例を豊富に追加しています。
近接、整列、反復、コントラスト。デザインとレイアウトの基本4原則について、ていねいな解説が豊富なデザイン例とともに書かれています。じっくりとデザインを学びたい人に適しているといえるでしょう。
デザインの基本を取り入れて魅力的な広告を作ってみよう!
デザインと聞くと、難しいもののように聞こえるかもしれません。プロと同じようには作れなくても、基本ルールを取り入れるだけで見ちがえるようになることでしょう。
せっかく自分で手軽に広告を作れる時代です。これらの本を参考に、イメージにあったデザインを作ってみてはいかがでしょうか。
投稿者プロフィール
- 北海道在住ライター。いくつになっても3歳児の好奇心を手放せません。伝えたいことを伝えたい相手に届けるお手伝いをします。
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