[社会福祉ヒーローズ賞ノミネート者紹介] 日本初の“小学校の中の障がい者作業所”でグッドデザイン賞を受賞した藤田さん

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「社会福祉の世界を変える意欲と実績のある者」という選考基準のもと、全国から選ばれた2019年度「社会福祉ヒーローズ」賞ノミネート者7名。その中の一人、福岡県の藤田智絵さんのプロフィールと活動内容をご紹介します。

社会福祉はすべての人の自分ごと。新たな福祉づくりに挑戦する若手7名を「社会福祉ヒーローズ」として表彰|全国社会福祉法人経営者協議会

藤田智絵さんについて(福岡県糟屋郡志免町・柚の木福祉会・営業部次長)

藤田さんは福岡県にある柚の木福祉会の営業部次長として、福祉創造塾「ふれあいの部屋」を運営しています。

今回の「社会福祉ヒーローズ賞」では、日本初の「小学校の中の障がい者作業所」である「ふれあいの部屋」が、全国的にもユニークな取り組みとして評価されました。

藤田さんは福岡県出身の31歳。

自身のSNSページなどを通じ、明るい福祉のあり方を発信する社会福祉士です。「誰一人取り残さない社会」を目指し、ボランティアでSGDsカードゲーム体験会「SDGs de 地方創生」のファシリテーターとしても活動しています。

注目のポイント

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「ふれあいの部屋」は、小学校の空き教室(余裕教室)を知的障がいがある方が働く福祉作業所として活用する取り組みとして、1999年にスタートしました。

施設利用者は、休み時間に遊びにくる児童たちと日常的に交流するほか、学校の一員として行事に参加したり、総合学習のゲストティーチャーとして授業に参加したりします。

設立当時、福祉施設の多くは社会とは切り離された閉鎖的な空間がほとんどだったそうです。

小学校を拠点に、障がい者や児童、先生、PTA、地域の人々と立場の異なる人たちがさまざまにコミュニケーションを重ねる場としての「ふれあいの部屋」の活動は、個々の違いを尊重し受け入れる画期的な取り組みでした。

こういった活動が認められ、「ふれあいの部屋」は2015年度グッドデザイン・未来づくりデザイン賞を受賞

審査委員から「障がい者を社会に隅っこに置いて手厚く支援するのではなく、日頃から当たり前のように生活空間を共にし、互いに違いを尊重し、尊敬しあえる環境作りが、真のダイバーシティ社会の実現には不可欠であろう。」と高く評価されました。

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