超少子高齢化に人口減少、寿命の延伸、貧富の拡大。さまざまな要素が絡み合い、日本国内では社会福祉の重要性が増しています。「人は一人では生きられない」という現実を、ひしひしと体感している方も少なくないでしょう。
社会福祉とは、広義には国民の生活の安定と福祉の増進を目的として行われる社会的な方策のことです。日本では国が進んで社会福祉に力を入れてきたこともあり、アメリカなど他国に比べて、社会保障制度が整っているといわれています。
ところが、労働力人口の減少と高齢者の増加によって税の収支のバランスが崩れている現在では、国が行う社会保障だけでは満足な福祉が受けられない人も出てきている状況です。
そこで重要視されているのが地域福祉です。地域福祉とは、地域住民や社会福祉関係者がお互いに協力して社会の福祉課題の解決に取り組む考え方をいいます。
ローカルな取り組みに着目し発信するふぉろかるでも、以前、地域福祉に取り組む北見市の言語聴覚士・橋田祐理子さんをご紹介したことがあります。橋田さんへのインタビューを通して、これからの地域においては、福祉という観点からの新たな取り組みやビジネスが必要不可欠であると感じました。
そのような中で、今回ふぉろかるは、「社会福祉ヒーローズ賞」に注目しました。
この賞は、「社会福祉に携わる若者を時代の主役にし、福祉職を憧れの職にする」という使命のもと「全国社会福祉法人経営者協議会」が主催しています。
2019年のヒーローズ賞を獲得したのは、福祉に対して熱い思いを持つ、7人の若者です。
「新たな福祉づくりに挑戦するヒーロー」たちは、どのような取り組みを行っているのでしょうか。
7名の平均年齢は33.3歳。農福連携、小学校の中の障がい者作業所、保育士の働き方改革など、各人の活躍の分野・取り組み内容はさまざまです。
社会福祉のヒーローに選ばれたみなさんの取り組みについては、以下リンクからご覧ください。
社会福祉ヒーローズ賞2019年のグランプリは宮城県仙台市「ウエル千寿会」の田中伸弥さんに決定!
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https://follocal.jp/grandprix-2019
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12月10日グランプリ決定!
2019年12月10日(火)に東京・渋谷で開催される「日本一の“福祉人”(社会福祉をチェンジする情熱にあふれる人)」を決める全国大会(コンテスト)に、受賞者7名が登場。「社会福祉HERO’S TOKYO 2019」のファイナリストとしてプレゼンを行い、7名のうちから1名がグランプリとして選出されます。
当日はアンバサダーのモデル・谷まりあさんも参加。福祉業界に新たな風を吹き込む7名のプレゼンは必聴です。
観覧者募集中 11/28 まで!
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