[社会福祉ヒーローズ賞ノミネート者紹介]現場発のアイデアで保育士の“働き方改革”を実現してきた福島さん

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全国社会福祉法人経営者協議会が全国から「社会福祉の世界を変える意欲と実績のある者」を選考する社会福祉ヒーローズ賞は、2019年度で2年目を迎えます。今年は7名がノミネートし、その一人である福島里菜さんは、保育の現場からアイデアを出し合い、保育士の働き方改革を実現してきました。

社会福祉はすべての人の自分ごと。新たな福祉づくりに挑戦する若手7名を「社会福祉ヒーローズ」として表彰|全国社会福祉法人経営者協議会

福島里菜さんについて(大阪府大阪市・江東会・保育士)

福島さんは、所属する江東会が運営する保育園「てのひら」にて現役の保育士として活躍しています。

「現場からのアイデア力」が福島さんたちの原動力。現場の職員16人が一丸となってアイデアを出し合い、さまざまな施策を行ってきました。

これらのアイデアは、特に保育園全体の働き方改革に大きな効果を上げています。昨年は有給休暇100%消化を達成。バースデー休暇やリフレッシュ休暇など独自の有給制度を取り入れたり、NO残業NO持ち帰りを掲げたり と、全職員が働きやすい職場づくりを実現しています。

注目のポイント

福島さんたちが現場から出すアイデアは、スタッフの働き方改革にとどまりません。よりよい保育を行うためのユニークな企画も盛りだくさんです。

少子化や核家族化がすすむ現代においては、年齢や文化を超えた多様な関わりが希少となりつつあります。

そこで、福島さんが所属する保育園「てのひら」では、地域交流・異文化交流を積極的に行っています。

多様な交流を通して、相互の学び合いや育ち合いを育み、地域の方との交流により人間性や社会性を育てるのが目的です。地域公益活動の一環として地域清掃を取り入れたり、子どもたちが地域住民と交流できるお買い物体験を企画したりといった実績があります。

さらに、「保育園の見せる化」を目的にした保護者の保育体験イベントなども次々と計画しています。

社会福祉はすべての人の自分ごと。新たな福祉づくりに挑戦する若手7名を「社会福祉ヒーローズ」として表彰|全国社会福祉法人経営者協議会

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