[社会福祉ヒーローズ賞ノミネート者紹介]災害派遣福祉チームDWATの一員として活動する佐藤さん

全国社会福祉法人経営者協議会が「社会福祉の世界を変える意欲と実績のある者」を選考する社会福祉ヒーローズ賞。2年目である2019年度は、全国から7名がノミネートされています。京都府からは、災害派遣福祉チームDWATの隊員である佐藤走野さんが受賞しました。

社会福祉はすべての人の自分ごと。新たな福祉づくりに挑戦する若手7名を「社会福祉ヒーローズ」として表彰｜全国社会福祉法人経営者協議会

佐藤走野さんについて（京都府城陽市・南山城学園　副施設長）

南山城学園は、京都府城陽市を中心に障がい者・高齢者・子育て支援事業を幅広く行う社会福祉法人です。

現在は副施設長でありながら、災害時には京都DWATの隊員として被災地に赴いたり、平常時には避難訓練や防災研修会を開催したりと精力的に活動しています。

・注目のポイント

DWATとは、Disaster Welfare Assistance Team（災害派遣福祉チーム）のこと。

2011年の東日本大震災以降、災害時にいち早く福祉支援をする必要性があるという視点から全国で設立の動きが広がりました。

京都DWATは全国で2番目に設立され、熊本地震や西日本豪雨への派遣実績があります。

佐藤さんは被災地の避難所に入り、高齢者や障がい者、乳幼児らを福祉の面から支援されてきました。

避難所で過ごす住民のために相談所を開設したり、運動不足にならないようラジオ体操を導入したりと、合計100件以上の相談一つひとつに丁寧に向き合ってこられました。

平常時には地域住民や社会福祉施設スタッフ向けの避難訓練などを開催し、地元である京都にもDWATでの活動経験を還元されています。

社会福祉はすべての人の自分ごと。新たな福祉づくりに挑戦する若手7名を「社会福祉ヒーローズ」として表彰｜全国社会福祉法人経営者協議会

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