中小企業のブランディングに役立つ本5選

自社の商品やサービスのPRの一環として、ブランディングは有効な手段です。費用をかけなくても、ブランディングによって自社の商品・サービスを長期にわたってアピールし続けることができます。

とはいえ、ブランディングの方法がわからないという方も多いのではないでしょうか。

今回は、ブランディングの具体例が書かれている書籍を5冊ピックアップしてご紹介します。

ブランドファースト 中小・ベンチャーの成長はブランドから始まる

著者：木村裕紀

中小企業やベンチャー企業が自社の「らしさ」を会社全体で一体となって行うインナーブランディング、顧客へのアピールを行うアウターブランディングとに切り分けて提案されています。方法や効果、メリットがたとえ話を交えて説明されており、それぞれの手法の活用法がわかりやすく書かれています。

本著では、「会社の大小にかかわらずブランディングするべき」と、あらゆる企業に対しブランディングを推奨しています。茶者の経験を元にしているため、ぬランディングの必要性や具体的な効果、についても、納得しながら読み進められます。

この本を読めば、ブランディングの必要性や活用法が学べるでしょう。

これ一冊でぜんぶわかる! 小さな会社のはじめてのブランドの教科書

著者：高橋克典

小さな会社で予算が少なくても、広告宣伝にお金をかけずにできるブランド戦略のノウハウが集約されています。ブランド戦略を理解するはじめの一冊に最適です。

海外メーカーを渡り歩いた著者の経験や実際の事例、小さな会社のエピソードが多数紹介されているため、自社と重ね合わせながら施策のイメージができるでしょう。

デジタル時代の基礎知識『ブランディング』 「顧客体験」で差がつく時代の新しいルール

著者：山口義宏

本書の特徴は、近年重要性が増している「顧客体験」についての考え方について解説されている点にあります。

ブランドとは何か？という基本から、ブランド戦略を施策・実行していく方法までやさしく書かれていますので、初心者にも、学び直しの方にも最適でしょう。

具体例も出しながら解説されているので、実践的なイメージを描きやすく大企業から中小企業まで活用できる一冊です。

ブランド論—無形の差別化を作る20の基本原則

著者：デービッド・アーカー

前著「ブランド・エクイティ戦略」によって、マーケティングでのブランドの重要性が決定的なものとして認識されました。

（ デービッド・アーカー 氏の前著）

その、アーカー教授の20年に及ぶ研究成果が本書にまとめられています。初心者にもわかりやすい内容です。

ブランド戦略から経営戦略にも通じる内容となっており、企業のブランド化に携わるすべての人におすすめな一冊です。

最近の事例も多数紹介されていますので、自社との比較をしながら読み進めるといいでしょう。

ブランディング 7つの原則【改訂版】 成長企業の世界標準ノウハウ

著者：インターブランドジャパン

ブランディングとは何か？という基本から、ブランドの価値を上げるための方法、それを外部へ発信していくまで一連の流れを最先端の事例やさまざまな業態のケーススタディとともに解説しています。ブランディングの教科書として活用するといいでしょう。

また、著者が行っている、ブランド強度分析の指標もありますので施策の際の比較に利用してみてはいかがでしょうか。

自社「らしさ」を高めてアピールしていこう！

自社ならでは、自社らしさを探り、他社と差別化して発信し続けることがブランディングの入り口です。しかし、どのようなブランディングをすればいいのかは、企業によって異なります。

これらの本を手に取って、あなたの会社も「○○といえばあの会社！！」と認知されるように取り組んでみてはいかがでしょうか。

・ホームページ作成……お客様のご予算とご要望に応えます

・SNS運用……facebookやTwitter等

・ブログの作成・運用……代筆いたします