個人事業主のなかには、忙しい日々を送っている人も多くいます。その忙しさは、開業後に不安な気持ちを抱えていることが原因かもしれません。不安な気持ちを抱え続けていると、気が滅入ってしまうこともあります。できれば、ポジティブな気持ちで仕事を続けていきたいものです。
この記事では、個人事業主が抱えがちな不安要素を紹介しつつ、不安要素を解消するコツなどをお伝えします。
開業後に個人事業主が抱えがちな不安要素
はじめに、開業後に個人事業主が抱えがちな不安要素を見てみましょう。
孤独
相談できる相手がいないという孤独感です。会社員として働く場合、上司や部下に相談しながら仕事を進められますが、個人事業主になると、1人で仕事に取り組む場面が増えます。結果、孤独感に襲われて不安が増すのです。
確定申告
確定申告の手続きを自身で行わなければならないことに対して、不安な気持ちを抱える個人事業主もいます。会社員の場合、雇用元の経理課で税金の支払い処理を行ってくれます。しかし個人事業主の場合、税理士などに依頼しない限りは確定申告の手続きを自分で行わなければなりません。
収入
会社員の場合、給与は継続的に発生します。一方で、個人事業主の場合は仕事がなくなると手元にお金は入ってきません。そのため、継続的に収入を発生させ続けられるか不安になる人も多くいるようです。
「体調不良が原因で仕事ができなくなって収入がゼロになったらどうしよう」、と不安を抱える個人事業主もいます。
不安要素を払しょくするためにできること
収入の不安を払しょくするために、複数の取引先を作るところから始めてみてはいかがでしょう。複数の取引先があれば、仮に取引先が1社減ってしまっても、収入がゼロになることはありません。
また、体調不良によって業務に支障が出てしまうことを想像して不安になっている人は、所得補償保険や就業不能保険に加入を考えてみましょう。病気やケガが原因で働けなくなった時に保険金(お見舞金)を受け取れる保険です(保険金の受取額は各保険会社の審査基準で異なります)。
気になる人は、保険会社やファイナンシャルプランナーに相談してみましょう。
収入ゼロでも初期投資と考え顧客開拓せよ!
収入がゼロでも、「収入を増やすための初期投資」と考えて、新規顧客を開拓するための費用は惜しまないようにしてください。
これにより、新たな取引先が見つかるだけでなく、既存の顧客から別の新規顧客を紹介してもらえることもあります。SNSや公式ブログでの告知、異業種交流会やイベントへの参加で新規顧客開拓をしてみてはいかがでしょう。
なかでも異業種交流会は、さまざまな業種の方々と知り合えるチャンスがあります。地元で相談相手を見つけたい人は、最寄りの商工会議所で行われる交流会に参加してみてはいかがでしょうか。さらに、経営者の相談相手を見つけたい場合には、アジア経営者連合会を活用するのも1つの手です。
新規顧客を獲得するための時間を確保するのが難しい時は、自身で抱えている作業の一部を委託しても良いでしょう。確定申告業務を税理士に委託したり、家事を代行サービス会社に依頼したりすると、顧客開拓に割く時間を作りやすくなります。自身の作業を減らして効率化して、新規顧客を獲得するための時間にあてましょう。
個人事業主として、少しでも快適な生活を送ろう
収入の不安を消すことは難しいかもしれませんが、ある程度の対抗策を講じることで、不安を軽減できます。収入の不安を抱え込みすぎると、メンタルだけでなく、事業に悪影響を及ぼすこともあります。
不安な気持ちを持って開業後に忙しい日々を送っている人は、自分のビジネススタイルを分析して、改善のために動き、不安を解消してみてはいかがでしょう。
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