近年では、地方移住の選択肢の一つとして地域おこし協力隊を選択する方が増えています。
地方移住の収入に関する不安や地域住民との交流に関する悩みを解消できるなど、地域おこし協力隊にはさまざまなメリットがあります。
この記事では、地域移住に地域おこし協力隊が勧められる理由を解説します。
地域おこし協力隊とは
地域おこし協力隊とは、都市部から地方に移住して地方活性化を図る活動をしながら、その地域への定住・定着を目指す取り組みです。
隊員となることで、自身のスキルやノウハウを生かした活動を通して、理想の暮らしや生き甲斐を発見できる可能性があります。
地域おこし協力隊は2009年度に開始された制度です。2021年度の受入自治体数は1,085団体。同年には、6,015名の隊員が活躍し、任期終了後もおよそ65%の隊員が活動した地方自治体や近隣の地域に定住しています。
参考:総務省「地域おこし協力隊の概要」
地方移住に地域おこし協力隊がおすすめとされる理由
地方移住で地域おこし協力隊が選ばれる理由には、主に次の3つが考えられます。
活動を通して移住先の住民との繋がりをつくれる
地域おこし協力隊は多くの自治体で実施されています。これまでの豊富な受け入れ実績から、移住者の受け入れ体制が整っている自治体も多く、単に移住するよりも地域に溶け込みやすい可能性が高いです。
また、さまざまな地域コミュニティに接しながら活動していくことで、住民とのコミュニケーションが自然と増加します。活動を通して、住民との繋がりを円滑につくれるでしょう。
起業や事業承継の支援を受けられる
自治体によっては活動期間中に受けられる起業に関する研修や、起業や事業承継に関する相談窓口を用意しています。
なお、起業や事業承継に関する相談窓口は任期終了後も継続して活用できる自治体もあります。
また、地域おこし協力隊の任期を終了した人が活動した地域で新たに事業を始める場合には、「日本政策金融公庫の新規開業資金」を有利な条件で利用できることも魅力です。
サポート体制が充実している
地域おこし協力隊に関する相談は、「地域おこし協力隊サポートデスク」が電話またはメールでの相談窓口を開設して対応しています。
活動中の悩みや不安だけでなく、活動地域を選ぶところからアドバイスを受けることができます。専門的な相談には、OB・OG隊員が対応してくれます。今後、OB・OGの増加にともなって、さらに多種多様な経験の共有がなされることでしょう。
募集状況を調べてみよう
地域おこし協力隊の募集は、移住・交流推進機構(JOIN)のサイトや各自治体の公式ページなどから行われています。
気になる自治体がある場合には、自治体のSNSにも募集情報が投稿されることが多いのでチェックしてみましょう。
また、地域おこし協力隊マッチングツール「みらいと」では、募集情報やイベントに関するお知らせを通知してくれる公式LINEを用意しています。LINEの友だち登録をしておけば、各種おしらせがスマートフォンに届くようになり便利です。
地方移住を検討している方は、これらのツールを活用しながら、地域おこし協力隊への入隊を検討してみましょう。
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