[社会福祉ヒーローズ賞ノミネート者紹介]入居者のファッションショーで地域の町おこしを図る中嶋さん

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全国社会福祉法人経営者協議会が実施する社会福祉ヒーローズ賞では、全国から「社会福祉の世界を変える意欲と実績のある者」が選考されます。2年目である2019年度には7名がノミネート。

その一人である中嶋ゆいさんは、施設入居者のファッションショーを企画し地域住民を巻き込んだ町おこしをされています。

社会福祉はすべての人の自分ごと。新たな福祉づくりに挑戦する若手7名を「社会福祉ヒーローズ」として表彰|全国社会福祉法人経営者協議会

中嶋ゆいさんについて(大阪府豊能郡豊能町・豊悠福祉会ユニットサブリーダー)

中嶋さんが所属する特別養護老人ホーム・祥雲館は、大阪府北部に位置する豊能町にあります。高齢者の割合が年々増加する豊能町は、2030年には人口の半数以上が65歳以上となる「限界集落」になると見込まれています。祥雲館は福祉系ソーシャルベンチャーとして、地域社会福祉推進・まちづくり事業を行ってきました。

中嶋さんは入職2年目から町おこしプロジェクトのメンバーとして活躍しています。普段の介護業務と並行しながらプロジェクトの企画運営にも参加し、2018年にはプロジェクトリーダーとして、高齢者がモデルとして活躍する「祥雲館ファッションショー」を開催しました。

・注目のポイント

ファッションショーの舞台として、利用者が普段過ごす祥雲館のホールを開放しました。中嶋さんによれば、会場の段取りだけでなく、モデルの選出から衣装の打ち合わせ、本番までの体調管理など準備は大変だったとのこと。 当日は、最高齢108歳のモデルを筆頭に約10人の入居者がドレスやタキシードなどを身にまとい、颯爽とランウェイしました。ショーに参加した入居者だけでなく、そのご家族や施設スタッフ、インターンシップの学生など会場は多くの笑顔に包まれました。

2019年6月には、町で最大規模のホールに会場を移し、1回で約330人を動員。入居者だけでなく地域住民の方々にもモデル出演を依頼して、それまで介護施設には縁のなかった方々も巻き込む町おこしイベントに成長しました。

社会福祉はすべての人の自分ごと。新たな福祉づくりに挑戦する若手7名を「社会福祉ヒーローズ」として表彰|全国社会福祉法人経営者協議会

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