[北海道]こころの色が行動を変える。カラーセラピストにじ・市川郁恵さん

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栄養士の資格を持ち、北見市内の保育園に勤めていた市川郁恵さんは、現在「カラーセラピスト にじ」として、 北見道新文化センター やイベントにて、色を選択するだけで心の状態が見えてくる「こころパレット®」の講座を開いています。

取材中、筆者もこころパレット®の一部を体験させてもらったのですが、色を塗った後「答え合わせ」のように色の意味を紐解いていく際には独特の面白さを味わえました。

自分の心と素直に楽しく向き合う時間を与えてくれるこころパレット®と市川さんの活動についてお伺いしました。

こころパレット®とは

カラーセラピストの高澤優喜子さんが著書「自分でできるカラーセラピーワークブック」にて、”色を塗るだけで本当の気持ちが見えてくるツール”として紹介しているこころパレット®。

こころパレット®以外のカラーセラピーでは、カラーセラピストのもとで自分で選んだ色の意味を教えてもらわなければ、現在の自分の状況などを読み取れません。

ところが、こころパレット®は、自分が気になった色を好きなように選んで塗り、分類するだけで現在の心の状況が見えてくるといいます。

市川さんも、もともとはカラーボトルを使ったカラーセラピーを行っており、「セラピストがいなければ色の意味を伝えられない」ことに少しもどかしさを感じていたそう。

(カラーボトルセラピーの例)

市川さん:『もっと手軽に、セラピストではなくても色を使って自分と向き合えるツールはないだろうか?』と、探していた時に出会ったのが、こころパレット®でした。書店でパラパラとめくっていた1冊の雑誌のなかに、こころパレット®が紹介されていて、それを読んだ時に『これだ!』って。

ただ、こころパレット®を開発された高澤さんは石川県にお住まいで、北海道での講座などもありませんでした。どうしてもこころパレット®の講座を受けたかったので、直接高澤さんにコンタクトを取って、通信講座という形で受けさせてもらったのが始まりです。

自分と、人と向き合う。こころパレット®の魅力

市川さん:こころパレット®と出会って、大きく感銘を受けたのは「自分の内側ととことん向き合うことでさまざまな課題を解決できる」という点です。

例えば、学校に行っても教室に入ることができない”保健室登校”と呼ばれる状況になってしまい、学校生活に辛さを抱えている子どもも少なくありません。

子どもの心のケアに関する取り組みも行われていますが、スクールカウンセラーが常駐でなく、子どもが悩みを相談しづらいという現状があるようです。

そこでこころパレット®が役立ちます。これを学校で行うことで、「なぜ教室に入ることができないのか」、色を通して自分で答えを出せるようになっていきます。

またこころパレット®は子どもだけでなく、企業研修や社内のコミュニケーションの活性化などに役立てることもできます。

気持ちが変わると使う色も変わり、自分の心の変化とも向き合えるのもこころパレット®の特長です。

こころパレット®のやり方

こころパレット®のやり方はとても簡単です。用意された紙には、いくつもの言葉とその下に円が書かれています。用意された言葉を聞いてイメージする色を、円の中に塗っていくだけです。

色を塗る対象となる言葉はさまざまで、”幸せ””健康”など抽象的なイメージを連想させる言葉に加え、人名でもよいそうです。

色を塗るのが子どもであれば、父親や母親、学校の先生など。大人であれば、会社の上司や同僚などの名前を入れると、その人に持っているイメージが色からわかり、自分なりの付き合い方が見えてくるのだとか。

また、自分で絵を描きながら色塗りを行うセラピーもあります。詳しく知りたい方は、ぜひ市川さんの講座を受講してみてください。

”色が好き”だから始めたカラーセラピー

市川さん:初めてカラーセラピーに出会ったのは、20年以上前に開催されたカラーコーディネート講座でした。

この講座は、”この色とこの色を合わせたらこんな雰囲気になる”というようなことを学ぶ講座だったのですが、講座の合間合間で先生がボトルのカラーセラピーを体験させてくれたのです。

そこで「カラーセラピーってすごい!」と感動して、ももともと色に興味があったこともあり、以来ずっと、保育園で働く傍ら色に関する勉強をしていました。

カラーセラピストとして本格的に活動し始めたのは2015年ごろです。きっかけはママ友でした。

『イベントをするのだけれど、なにか出展しない?』と誘われて。来場された方に『面白かった』と言ってもらえて、そこがスタートです。

今では、道新文化センターでの講座や各種イベントへの出展など、カラーセラピストとして積極的に活動しています。

自分のメンタルを自分で整えられる。こころパレット®で心を開放してみては

基本を覚えて、色鉛筆と紙さえあればすぐにできてしまうこころパレット®。子どもも大人も何かとストレスを抱えやすい現代において、「メンタルを自分で整えられる」ツールとして今後はさらに重要性を増していきそうです。

市川さんは、「将来的には、学校の保健室でこころパレット®を行うなど、社会に貢献していきたい」のだそう。

市川さんのカラーセラピーを受けたい方は、Facebookページなどから問い合わせてみてください。

カラーセラピストにじfacebook
https://www.facebook.com/nizi.kitami.hokkaido/
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Instagram
https://www.instagram.com/colortherapist11/ 

こころパレットのホームページ
https://r.goope.jp/kokoroparetto

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投稿者プロフィール

高橋みゆきふぉろかる代表
ふぉろかる編集長。頑張る人や企業を応援したいという気持ちから、ふぉろかるを立ち上げました。北海道北見市で「地域の宝」を探し中。

・ホームページ作成……お客様のご予算とご要望に応えます

・SNS運用……facebookやTwitter等

・ブログの作成・運用……代筆いたします

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