編集長の髙橋です。2019年の振り返りとして、読んだ漫画を紹介したいと思います。
若いころはオタクと呼ばれるほど漫画コンテンツに没頭しておりましたが、年齢を重ねた今は「仕事の合間の楽しみ」としてたしなむ程度です。
漫画の何がすばらしいかって、”数分で現実逃避ができる”点だと個人的に思っています。小説よりも手軽で、アニメよりもマイペースにストーリーを進めていける漫画、本当に素晴らしいですよね。
前置きはこのあたりにして、早速2019年に出会った漫画をご紹介します。
齢36にして少女漫画にハマる
2019年、もっとも読んだのは少女漫画でした。古いものから最近のものまで、あまり選り好みせず読んだと思います。
凪のお暇:コナリミサト
ドラマ化が決定した頃、電子漫画アプリで「おすすめ漫画」にピックアップされていたのが出会いです。めちゃくちゃハマりました。
愛想笑いで何事も乗り切る凪がドロップアウトしてアフロになり、移り住んだアパートの隣人とただれた関係に……!展開が気になりすぎて気になりすぎてもう。2020年1月現在、6巻まで販売中です。
凪のお暇 6巻まで
きみはペット:小川彌生
なんと2000年に出版された漫画でした。約20年の時を経て、初めて読みましたがすごくいやされる漫画でした。若いイケメン、ペットにしたらさぞかわいかろう。
とりかえ・ばや:さいとうちほ
あらすじを読んで、「あれ?これ『ざ・ちぇんじ(原作氷室冴子:漫画山内直美)』じゃない??もしかしてリニューアル版?」と、勘違いして購入。
ところがどっこい、「ざ・ちぇんじ」とは違う漫画でした。しかし勘違いもするはずです。どちらも男女逆転ドラマの原型ともいえる、古典「とりかえばや物語」を元にした創作漫画なのですから……。
平安モノ大好きな人なら絶対読んでおきたい漫画です。
ライアー×ライアー: 金田一蓮十郎
「あーこんな風に愛されてみたいなー」と思える柔らかいストーリーの少女漫画。”いじわるする人が出てきて2人の仲を引き裂く系”の少女漫画が苦手な人に読んでもらいたい作品です。
すべての登場人物がやさしくて泣けます。せっかく両想いになったのにラストまでヤキモキさせてくれる2人に乾杯。
カノジョは嘘を愛しすぎてる:青木琴美
いや~こちら映画版も素晴らしかったです。
少女漫画にありがちな、現実ではまったく起こりえないストーリー展開が逆にツボ。創作物として純粋に楽しめます。
日々蝶々:森下suu
純粋すぎるヒロイン・ヒーローののほほんラブコメェ!!!!これでときめかなきゃ、もう何でときめけばいいのか分からないぐらいな純愛ストーリー。
こちらも「悪い人が出てこない」系の漫画です。全登場人物の幸せを願う人も安心して読めます。
すいれん(ヒロイン)かわいすぎかよおおおおお!
天に恋う:望月桜
ジャンル的には、異世界転生ものになると思います。ある日海に落とされたヒロインが、目覚めるとそこは中華風の異世界。
そこで出会った少年と恋に落ちて、国を巻き込みながら壮大なラブストーリーを紡いでいきます。とにかく泣けます……。
ハル×キヨ:オザキアキラ
のほほんヒロイン×キリっとメガネのカップリングが好きすぎて。日々蝶々が好きな人なら、きっとハルキヨカップルも好きになるはず。
常に上からのキヨがハルに歩み寄っていく様にキュンキュンします。はぁー少女漫画って、本当にいいですよね。
俺物語!!:アルコ×河原和音
この漫画、めちゃくちゃ笑いました。ヒロインがのほほん系、ほんと好きです。ギャグが秀逸すぎて、ほんとにもう……。
映画化もされているので、説明不要かもしれませんがこの眉毛の太いいかつい男子高校生、見た目で損をしておりますがとても心優しくてですね。続きは本作で!
ハニーレモンソーダ:村田真優
まったく接点がなさそうな2人が恋に落ちていく、王道ラブストーリー。絵がとってもかわいくて好きです。夏に読みたい!夏に読むべし!
女王の花:和泉かねよし
千年に1度だけ咲き、どのような願いもかなえてくれるという「せんねんのはな」を心のよりどころに、叶わない恋と宿敵への復讐に身を焦がす、亜国の姫「亜姫」のお話。
「せんねんのはな、せんねんのはな」と唱える亜姫と薄星が切なく、また絵がきれいでより深くストーリーに入り込めます。
日日べんとう:佐野未央子
「わっぱ」のお弁当箱がナレーションを務める、食いしん坊黄理子の日常を描く漫画。お寺で育った黄理子のピシッとした生活に、読んでいるこちらの身が引き締まります。
質素ながら四季折々の旬を詰め込んだわっぱ弁当との日々。仕事と恋愛に振り回されながらも、きれいに変身していく黄理子、好き。
長閑の庭:アキヤマ香
大学院生のヒロインと教授のラブストーリー。23歳と64歳の恋模様。
静かに進む物語が教授の年齢とマッチしていて、一本の映画を見たような読後感。大学院生のヒロインも、年齢らしからぬ落ち着きで、少しずつ恋の色が広がるさまも美しいです。
少年・青年漫画も読んでます
異世界モノが目立つ近年、一周して王道の少年漫画がすごくおもしろかったり、大人だから読める青年漫画の18禁以外の要素にどっぷりハマったり……。漫画は本当に奥が深いです。
隣の悪女:玉木ヴァネッサ千尋
ゾクッとする漫画です。とにかく、怖い。「いつもニコニコしている人には裏がある」の裏がエグイ。絵もキレイで引き込まれていきます。ホラー好きにおすすめ。
金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿 :天樹征丸
こんなの反則でしょぉ!腹抱えて笑いました。金田一少年の事件簿をリアルタイムで読んでいた大人たちにこそ読んでもらいたい作品です。
あの事件やあの事件の犯人たちが、次々暴かれるトリックに右往左往。はじめ、「あれ?作者さん画力が……?」と思いきや、金田一少年の事件簿とは別の方が書かれている漫画です。
わななきの義兄:窓ハルカ
画力は少しアレなのですが、ストーリーが秀逸すぎて!分冊版で出版されているので、1冊100円以下から購入できるのもポイント。
「わななき」ってなんだろう?と、読み終わった後に思わず検索しました。読んでから意味を調べて、さらに謎に包まれてください……。
ひとりぼっちで恋をしてみた:田川とまた
北見市在住の田川とまたさんが描く、「北見市のリアリティ」と「架空の恋愛」のバランスがすばらしいのです……!北見の名所(?)ががっつり描かれています。 主人公・有紗の天然を超えた天然ぶりに毎回ハラハラさせられます。
北海道好きはぜひ!
JINー仁ー:村上もとか
こちらドラマ化もされてとっても有名な漫画ですよね。私もタイトルだけは知っていたのですが、2019年に初めて読みました。
未来の技術を幕末でどう再現するのか。主人公・仁の命への向き合い方に胸が熱くなります。
ダンス・ダンス・ダンスール:ジョージ朝倉
「100年に1人の逸材」と勝手に崇め奉っている、ジョージ朝倉さんのバレエ漫画。最近、バレエ漫画をよく目にしますが、こちらダントツにおもしろいです(あくまでも個人の感想です)。
物語の序盤は、「すごい才能でめきめきと実力をつけバッタバッタとライバルたちをなぎ倒し」的な展開が強めです。中盤あたりから、「自分との闘い」という面が徐々に出てきます。
安易な答えを出さず、ひたすら考え行動し、夢を一歩一歩実現していく主人公・潤平のひたむきさに敬礼。
ラジエーションハウス:横幕智裕
天才(でもコミュ障)な診療放射線技師と同僚の放射線技師、放射線科の医師の日々を描く医療漫画。
ドラマ化もされましたね。医療漫画は数あれど、放射線技師をとりあげたものはなかったのでは?と思います。こちらも泣けます。ガチ泣きます。
六道の悪女たち:中村勇志
絵柄で好き嫌いが分かれるかもしれません。謎の巻物を手にした超気弱な主人公が、「悪女だけに好かれる」呪い(?)を受けて、ヤンキー女子を骨抜きにしていくラブストーリー(?)。
何とも言えない魅力がある漫画です。ひきつけられます。
蜘蛛ですが、なにか?:かかし朝浩(原作:馬場翁)
女子高生が目覚めると、異世界で、しかも蜘蛛に転生していた……異世界転生モノです。蜘蛛が嫌いなのでときどき目をそらしたくなるシーンもあるのですが、「禁忌」が何か気になりすぎて読むことをやめられません。禁忌、なんなの。
2020年も漫画、読みます
好きな漫画をすべて買うと破産してしまうので、毎日無料で少しずつ読める漫画アプリをベースに、「これ!」と思った漫画は電子書籍で購入するスタイルでコツコツ漫画を読んでいます。2020年も漫画、読むぞー!
投稿者プロフィール
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- コラム2020年3月6日ふぉろかる編集長のリアル起業日記⑦〜資金調達手続き・融資実行編〜
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