自営業・フリーランスでもしっかり休みを取ろう!リラックスできる休日の作り方

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自営業やフリーランスとして働いていると、オンとオフの切り替えが難しいものです。気づいたら休みを取らずに働いていた、という経験はありませんか?ランサーズが行った「フリーランス実態調査(2018年版)」によると、収入の不安定さがフリーランスにとっての一番の悩みとなっています。「休んでいる時間があるなら、少しでも働かなければ」という焦りに似た気持ちが沸き起こるのは、フリーランスならば当然なのかもしれません。

今回は、フリーランスライターとして働きながらも、土日や祝日は一切パソコンには触れないポリシーの私が考える「罪悪感を持たずに休日を作る方法」をご紹介します。

休日を作ると罪悪感が……その理由は?

仕事をすればするだけ収入につながるのが、フリーランスという働き方です。同じ時間を過ごすにしても、仕事をしなければ、稼げたはずの収入を失ってしまうことになります。フリーランスとして働いていると、どうしても毎月の収入は不安定です。将来の不安を取り除くためにも、働けるときにできるだけ多く働いておこうという心理が働いても不思議ではありません。

また、自営業や在宅フリーランスの中には、自宅を職場にしている方もいます。そのような場合、仕事に区切りをつけることが難しく、常に仕事のことが頭から離れないというのも理由の一つでしょう。

自営業だからこそ定期的な休日を作ろう

休むことに対して罪悪感を抱えがちな自営業やフリーランスですが、以下の三つのポイントを実践すると安心して休日を取りやすくなります。

休日は効率アップにつながることを意識する

働けば働くだけ仕事がはかどるかというと、そう単純ではありません。厚生労働省が発行する「働き方・休み方改善指標」の序文にも

「適切な労働時間で働き、ほどよく休暇を取得することは、仕事に対する社員の意識やモチベーションを高めるとともに、業務効率の向上にプラスの効果が期待されます。」

引用:働き方・休み方改善指標|厚生労働省

と書かれています。

適切な労働時間を自分自身で管理する必要がある自営業者やフリーランスこそ、意識して休日を作る必要があります。定期的に休日を作ると、業務の効率が上がり、結果的に短時間でより多くの収益を上げることも期待できます。しっかりと休日を作ることが「自由な働き方」を後押ししてくれるのです。

毎月の仕事量を把握し、計画的に働く


月々の仕事量を決めてしまうのもポイントです。「ここまでできれば今月の仕事は終了」というボーダーラインを引いてしまえば、仕事に区切りをつけることが比較的容易になります。

私は毎月の仕事のスケジュール管理のために、手帳を活用しています。毎月1日になると、手帳のマンスリーカレンダーのページの余白欄に、その月に書きたい記事の本数と仮タイトルを書きこみます。毎日パソコンの横に手帳も置き、終わった仕事を消していきます。こうすることで仕事のペース配分もでき、休日にゆったりした気持ちで休むことができます。

カレンダーに休日を書き込み、予定を組んでしまう


先々の休日にどんどん予定を組んでしまうのも一案です。週末に友達と出かける約束があれば、「その前までに仕事を終わらせてしまおう」という気持ちになれます。逆にせっかく休日を作っても予定が何もないと、つい仕事をしてしまうかもしれません。

休日におすすめのリラックス方法

自然と触れ合い体を動かす

パソコンなどのデジタル機器を使って仕事をしている方にまずおすすめなのが、自然と触れ合うというリラックス方法です。山や海岸をハイキングしながら、五感を使って自然を感じてみてはいかがでしょうか。近くに山や海がない場合は、大きな公園でのランニングやヨガもおすすめです。

ただし、やりすぎには注意しましょう。休日に頑張りすぎて疲れ果ててしまったり、極度の筋肉痛になったりしてしまうと、仕事に支障が出てしまいます。適度な運動を心がけましょう。

人と交流する

自営業やフリーランスとして働いていると、一日中だれとも会話しなかったという日もあります。オンラインでの交流はあっても、オフラインで相手の表情を見ながら会話するという体験は別格です。家族や友人と会話したり笑いあったりすると、心がリラックスするだけでなく、好奇心が刺激されたり悩みの糸口が見つかったりすることもあります。

ただし楽しいからといって暴飲暴食には要注意です。私はフリーランス生活を始めて一人で仕事するようになってから、休日に人と会うのがたまらなく楽しみになりました。しかし、たまに二日酔いで翌日働けないという失敗もあります。

手先を動かす

家事をしたり、手芸や園芸など手先を動かす趣味に没頭したりと、手先を動かす作業もリラックス効果があります。手は「第二の脳」と呼ばれていて、手先を動かすことが脳トレにも効果があると考えられています。手を動かしていたら無心になって時間を忘れて作業を続けてしまったという経験はありませんか?

不思議と、仕事で疲れているときほど、洗濯物をたたんだり、茶碗洗いをしたりということに没頭することができます。このリフレッシュ方法は休日だけでなく仕事の合間の休憩にもおすすめです。

業務を効率化させるためにも休日は必要!

収入が安定せず、将来への不安から、休みも取らずに働き続けてしまっていませんか?しかし、定期的にしっかりと休日を作ることは、業務の効率アップにつながり、自分が理想とする働き方の実現への近道です。フリーランスの方は、今回ご紹介したようなリラックス方法を試してみてはいかがでしょうか。

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投稿者プロフィール

安松まゆはライター
横浜在住。子育てと仕事の両立に悩んだ末、フリーランスのライターに転身した二児の母。大変・辛いと思っていた日々の育児・家事は、ライター目線で見るとネタの宝庫!?「子育ても仕事も自分らしくマイペースで」がモットーです。コラム執筆、取材、コピーライティングなどが得意です。

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