高速なネット回線で世界中が瞬時につながる現代。ビジネスもネットで展開し、拡大していくことができます。多種多様なツールを使いながら、さまざまなビジネスを始めてみましょう。ここでは、地方に居住しながら稼げる職種やビジネスに利用できるツールをご紹介します。
遠隔でも展開できるビジネス一覧
例えばリモートワークなら、東京のオフィスと北海道の自宅、はたまた沖縄のサテライトオフィスと東京の本社など、働く場所に関係なく自由に仕事ができます。
弊メディア「ふぉろかる」のメンバーは、すべてフリーランスのライターで、普段の仕事もリモートワークが主です。日本全国に散らばるメンバーは、いつも「チャットワーク」というツールを利用して連絡を取り合い、メディアの構築・更新作業を行っています。
ライターやデザイナーのようなクリエィティブ職はリモートワークととても相性が良く、特にフリーで活動している人であれば、出勤するオフィスがなくとも問題なく働くことができます。そのほかにも、リモートと相性の良い仕事はいくつかありますのでみていきましょう。
エンジニア
こちらもライターやデザイナーと同じく、リモートとの相性抜群の職業です。ある程度の経験と知識、そして実力があれば、フリーになっても仕事がなくなることはない、と断言できるほど「引く手あまた」という印象です。とはいえ、ひとくちにエンジニアといってもその実業務内容はさまざま。
会計士
クラウドで展開する会計ソフトが増え、それに伴い会計士もリモート勤務での募集が増えています。電話やビデオ、チャットで顧客とやり取りし、確定申告や会計の相談に乗るのが主な業務です。
各種コンサル
現在、多種多様なコンサルティング業務があります。コンサル業務は多くの場合、ネットを活用してビジネスを拡大することができます。自社サイトを持ち集客し、ビデオチャットなどでサービスを提供していくことで、全国各地に顧客が広がっていくかもしれません。
その他
バックオフィス業務や営業、マーケティング、電話オペレーターなどもリモートで可能です。さらにカウンセリング、コーチング、スピリチュアルな分野でも遠隔ビジネスが行われています。
使えるツール
リモートワークで欠かせないのが各種ツールです。クライアントと連絡を取り合うためのツールやタスク管理、スケジュール管理など、便利なツールを導入してビジネスの効率化を図りましょう。
chatwork(チャットワーク)
上記で紹介したツールです。ファイルや画像といったデータのやり取りも簡単にできます。複数のメンバーとグループを作って利用することも可能です。タスク機能を利用することで、グループ内でのタスク漏れを防げます。
利用頻度が少ない場合は、無料で利用できます。無料のフリープランは14のグループチャット、1対1でのビデオ通話、音声通話、ストレージは5GBまでとなっています。グループチャットの数が14を超えると有料になりますが、それでも月額400円です。まずはフリープランに登録してみましょう。
主に文字でのやりとりとなりますが、チャットワークにはビデオ機能も付いています。文字だけでは伝えきれない部分や、コミュニケーションの手段として、チームメンバーやクライアントとビデオチャットを利用してみてはいかがでしょうか。
Slack(スラック)
chatworkと同様に、文字でのやりとりが主になるチャットツールです。こちらは発言への返信がツリー型になる点、返信が絵文字で簡単に行える点が魅力です。円滑かつ効率的なコミュニケーションができます。ただし、チャットワークよりも無料プランの幅が狭く、有料プランの金額も高めです。詳しくは下記リンクをご覧ください。
zoom(ズーム)
こちらはビデオチャットです。画面共有や会話の録音も簡単にでき、しかも音声やビデオも高品質。その他の無料ツールでは音声や画面が途切れてしまうことがありますが、zoomは長時間利用してもそのようなことがありません。
無料プランの場合、1対1のビデオチャットは無制限ですが、複数人での会議は40分までと制限があります。有料プランの場合、最低金額は月1,700円ほどで最大100名までチャットに参加できます。ビデオを使った遠隔ビジネスを考えているのなら、ぜひ導入しておきたいツールです。
z
https://zoom.us/jp-jp/meetings.html
appear.in(アピアーイン)
こちらもビデオチャットのためのツールになります。無料プランは4名まで参加可能で、画面共有もできます。実際に使用してみると、zoomよりもやや品質が劣るものの、回線も比較的安定しており利用しやすい印象です。ホスト側がルームを作ると、ゲスト側はURLをクリックするだけで入室できます。
ルームの作り方も簡単です。まず、下記リンクよりappear.inへアクセスし、「create a room」をクリックしてお好きなルーム名を付けるだけで完成します。このURLを保存しておけば、いつでもビデオチャットを始められます。
Googleの各ツール
Googleが提供している各種無料ツールも便利です。ビデオチャットならハングアウト、文書共有はGoogleドキュメント、エクセルとほぼ同様の機能を持つGoogleスプレッドシート、データを共有できるGoogleドライブ、パワーポイントのようなスライドを作れるGoogleスライドなど、多彩なアプリが用意されています。
https://www.google.co.jp/about/products/
ネットで提供したサービスの料金徴収方法について
ネット上で申し込みを受け付け、ビデオチャットでサービスを提供するタイプの事業の場合、料金の徴収方法に悩むこともあるでしょう。料金の徴収は銀行振り込みだと簡単ですが、ユーザーの利便性はあまりよくありません。
より多くの人に気軽に利用してもらいたい場合には、クレジットカード決済やコンビニ決済の導入を検討しましょう。決済代行サービスを利用することで、簡単に導入できます。ただし、決済代行サービスには利用料金がかかりますので、経費として問題ない範囲なのか事前に確認しておく必要があります。
決済代行サービスでは、スマホから簡単に支払いができるキャリア決済、サブスプリクション方式のビジネスに対応する継続課金決済などが用意されています。各社でサービス内容や利用料金が異なりますので、いくつかの決済代行会社を比較してみるとよいでしょう。
各種ツールやサービスを利用して効率的にビジネスを拡大
ネットでのやりとりを主としたビジネスを展開する場合、このようにさまざまなツールやサービスを使って業務を効率化することができます。特にフリーランスは、業務の効率によって収入が変動してしまいますから、無料ツールだけでなく、有料ツールを賢く利用して収入拡大を目指しましょう。
投稿者プロフィール
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- コラム2020年3月6日ふぉろかる編集長のリアル起業日記⑦〜資金調達手続き・融資実行編〜
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