地域によっては、企業同士が連携して地方創生を目指したイベントを開く場合もあります。イベントを開くメリットがある一方、戦略を立てないとイベントを成功させるのは難しいです。
本記事では、イベントを開催するメリットや開くコツの他に成功事例などを紹介します。
地方創生のイベントを開くメリット
地方創生のイベントを開くメリットはあります。地方創生のイベントを開催する主なメリットは下記の通りです。
地域の経済活性化につながる可能性がある
地方創生のイベントを開催して来場者数が増えれば、イベント会場内のブースや会場外のショッピングモール、宿泊施設などを利用する人が増加し、地域内の経済が潤います。
さらに、地域の商業施設の売上と利益が上がれば、自治体の税収増も期待できます。
SNSで拡散される可能性がある
参加者が地方創生イベントの内容をSNSに投稿して、大勢の人に投稿内容が拡散されるケースがあります。投稿内容がマスコミ関係者の目にとまり、新聞やテレビ、雑誌などでイベントの内容が取り上げられれば、宣伝効果アップも期待できます。
地方創生イベントを開くコツ
地方創生イベントのなかには、来場者数が思ったように伸びないものもあります。この章では、地方創生イベントを開くコツをご紹介します。
イベントのテーマをハッキリさせる
ひと口に地方創生といっても、地域の雇用者数を促進させたり、人口減少を防いだりなど、いろいろなテーマがあります。イベントのテーマに合わせて、開催するプログラムやコンセプトを設定しましょう。
イベント運営側の目論見と来場者のニーズが一致すれば、来場者の自己満足度が高まり、良い評価をしてくれる来場者が増えるかもしれません。
外国人観光客を取り込む
外国人観光客の来場数が増え、イベントの様子をSNSに投稿する外国人が多くなれば、海外にイベントの情報が広がる可能性があります。海外で注目されることで、外国人の移住が進んだり、自社の名前が海外に広がって、外資系企業とのビジネスチャンスが生まれたりする機会も増えるでしょう。
近隣住民や自治体を味方に付ける
近隣住民や自治体を味方に付けるのも、イベントを成功させるコツです。イベント内に出店してくれたりSNSで情報発信をしたりする人が増えて、イベントが盛り上がる可能性もあります。会場準備などの運営で協力する人が増えれば、協力者の家族や友人にもイベントが伝わり、さらに認知度を高めることができます。
地方創生イベントの事例を見てみよう
最後に、地方創生イベントの成功事例をご紹介します。
せとうちDMO
瀬戸内海側に面する7県(兵庫、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛)を盛り上げるために立ち上げられた組織です。地元の金融機関と協力し、マーケティングに力を入れているのが特徴です。イベントの他にブランドを使用した特産品の販売、メディアを活用したサービス(せとうちDMOブランドを使った商品の通販など)も行っており、一部海外で取り上げられています。
聖地巡礼ツアー
茨城県大洗町では「ガールズ&パンツァー」の影響で、「大洗あんこう祭り」に、2012年は6万人前後の人が訪れたそうです。さらに、2018年の来場者数は13万人前後となっており、来場者数は2012年開催時の倍以上に膨れ上がりました。
楽しいイベントで地域を活性化!
地方創生のイベントに大勢の人が来れば、自社で取り扱っている商品や企業ブランドを広げられるチャンスも増えます。他の企業や自治体などと協力して、イベントを行うと良いかもしれませんね。
投稿者プロフィール
- お勧め商品2019年12月10日月額定額制で毎日ランチとドリンクが楽しめる「always LUNCH」「always DRINK」
- イベントレポ2019年12月5日9月13日開催「スキルシェアリングプログラムin熊本」レポート
- インタビュー2019年7月18日[福岡県]福岡の子連れママたちのために立ち上がった谷川智代子さん。笑顔の裏にみなぎる熱い思いを聞いてきました!
- コラム2019年6月18日フリーランスの仕事の取り方・探し方
・ホームページ作成……お客様のご予算とご要望に応えます
・SNS運用……facebookやTwitter等
・ブログの作成・運用……代筆いたします